『無限の住人』第3巻&第4巻ネタバレ感想!凛の復讐に迷いが生じる・・・

沙村広明『無限の住人』第3巻&第4巻のネタバレ感想です

第3巻

第九幕 夢弾<其の三>

天津の過去編続き

乙橘と天津ははとこ
それに意外なのは乙橘の父方の姓、春川が無天一流の人間だったこと

天津家当主の爺さんもそのあねも無天一流が好きですね

妹と手合わせして勝てないから切腹って…乙橘も歪みまくりますわそんなの

現代人からしたら異常な価値観ですね

なんやかんやで天津の逸刀流の思想を応援してしまいます

今までの常識に囚われない流派

卍は乙橘と決着をつけるつもりでいる

凛は女としての魅力の劣りを気にしている様子笑

お金の使い方が団子10個って…可愛いですね笑

卍の目から見ても乙橘は顔つきが違う

この女の本気で天津の実力も大体測れそうですね

第十幕 夢弾<其の四>

凛はお菓子屋さんでオジさんと食べている笑

完全に現代で言うところのパパ活の類いです笑

そしてこの頃から男の不倫は文化らしい

卍は完全に劣勢

不死の肉体でなければ完璧に死んでますね

不死の肉体を二度と動けなくする方法は首を落とすこと

流石に首が落ちたら死ぬのか!?

第十一幕 夢弾<其の五>

乙橘は天津のために人を斬ることに戸惑いがある

その為、卍を斬ることはできない

卍は剣を捨てられない理由のために戦へと忠告

結果、卍はボロ負け

凛が助けに入る

凛は武家の子供だからこそ、肉親のために手を汚す覚悟、人を殺す覚悟を持っているが乙橘は遊女の娘、人を傷つけながら生きていくのは耐えられない

だから天津の元を去ったのですね

卍が凛に剣の稽古をつけるらしい

しかし、天津に関しては乙橘と同等の実力は持っているはずだから勝てるのか不安だ…

そろそろ3人目の仲間が欲しくないか?

斜凛<其の一>

二年間平な床の上での稽古は実戦では役に立たない

しかも100人の侍を斬り殺した男でも逸刀流に勝つのはやっとの事

凛は剣を習っていたようですがどのタイミングで短刀を投げ出す形に辿り着いたんですかね?
暗殺という形を目指したから?

あの時代、その辺の川の水でも綺麗だから髪とか洗えるんですね…

天津の剣を見て憧れの感情を抱いてしまう…
何か嫌な展開の予兆のようにも思えるな…

絶対に勝てないのに天津に喧嘩を売ってしまうのは馬鹿すぎる…

斜凛<其の二>

凛は結局殺されなかった…

理由は一つ

凛の戦い方は無天一流の規則から外れたモノだから
そしてそれは逸刀流のモノと同じだからである

確かに…父の復讐なら無天一流の技で戦うのが道理ですよね…
卍もどちらかと言えば逸刀流と同じ戦い方ですしね

天津は剣士として、上に立つには強くなるために心を砕くべきだと言う

それが織田信長や宮本武蔵のようになれる

剣士の本分を見失わないために流派統一を目指している

やっぱり、天津が悪役みたいには思えませんね…何か問題あるの?って思っちゃいます

第3巻

羽根は静かに<其の一>

縁日を楽しむ凛

何故かガキと言い争いになる

大人の世界があーだこーだ言ってますけど凛もまだ10代ですよね?
ガキじゃねえか

卍は逸刀流の剣士と向かい合ってしまう
逸刀流は収集がかからない限りは普通の生活をしている

川上新夜は面屋をやっている
それどころか子供もいる!!
しかもそれが凛と言い争いになった子供

剣の思想以外は普通の人と変わらないんですね…

逸刀流の剣士を殺して行かなくてはならない
しかしそいつらにも家族があり普通の生活をしている…

凛がこれで殺すことに迷いが出そうです

羽根は静かに<其の二>

凛は自分のやっている事に迷いが生じている…

それを弱さと捉えて涙する

川上新夜を追って祭りの屋台後を見回る

そこには川上の子供が侍と揉めている

そこに割って入って頭を下げて揉めごとを解決しようとする

凄い大人な対応を見せましたね
そして川上の子供とまた関係性が深まってしまったことで川上を殺すこと、逸刀流の剣士を殺すことの迷いが確実なモノになりそうです

あと侍の草履を手で直してたけどたかが町娘にそんな事ができるのか!?

そんなに簡単に直せるものなんだ…

今回の件で子供も頭を下げる強さもあるって事が勉強になるといいんですけどね…

川上の子供は父が逸刀流の剣士であることを知らない

余計に川上を殺すことに迷いが出ますね…

羽根は静かに<其の三>

凛の爺さんは天津家が復讐に来ても恨まないで欲しいと伝えていた…

自分達が耐えなければいけない

今やってる事はお爺さんの願いに反することですよね…

どんどん復讐をやめる理由が増えていく気が…

川上は練造が戻ってきた事でまともな道を歩もうとしている…

ますますコイツを殺す道を進みづらくなってますね…

そして凛は目の前で母親を殺されたのか?それとも犯されたのか…?

破壊とはどういう意味なのだろうか…

羽根は静かに<其の四>

凛は子の親となった川上を殺すつもりはない

川上を殺したら練造が凛を恨みそれを繰り返していくだけだから

謝罪をすれば水に流す

しかし川上は煽る煽る

貞操についても言及しているので破壊=犯すという事ですね

凛が川上を殺す理由は無いが川上は自分の本当の姿を知っている凛を殺そうとする

練造に知られないために

成人男性なら小刀を向けられても力の差で女なんて簡単に押さえつけられますからね

早く卍が来ないとピンチです…

羽根は静かに<其の五>

卍が助けに来た!!

川上は自分の問題なら歯を食いしばって耐える

しかし肉親にまで問題が及ぶなら刀を抜かずにはいられない

なんで卍は川上の言うことを素直に聞いて戦場を作ってんですかね…笑

剣も満足に触れない戦場で卍の武器をお互い一つずつ取って戦う

普段は刀をメインで使ってるからこそ大振りできないのは卍にとっても戦い辛そうですね

やっぱり卍、意外に弱くないか…?

羽根は静かに<其の六>

武器が尽きた…と思ったら窓から侵入にするのに使った剣がありそれで一刺し

思いっきり土手っ腹刺されたんで確実に死にますね…

凛は止めましたが卍が川上を殺しました

多分、このまま出血でジワジワと死に近づくよりも一思いに…という事で行ったのもありますが川上の面を剥がさないで、かつ凛も生きてて済む方法…

不死の肉体を持つ卍が殺すことで練造に憎まれる対象を凛から背けさせるってこと?

不死の肉体ならほぼ死ぬ事はないですしいずれは復讐者の方が死んで憎しみの連鎖は途切れますからね…
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最近、電子で漫画を買うことが多くなりました
『無限の住人』も電子書籍で購入しました!

いや〜かなり使いやすい。本格的に電子書籍に移行するのも考え始めています

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