『無限の住人』第1巻&第2巻ネタバレ感想!圧倒的な画力でぶん殴られる…!!

沙村広明『無限の住人』第1巻&第2巻のネタバレ感想です
ちなみに初読です。どんなストーリーなのかも知らない…

第1巻

序幕 罪人

かつて100人、人を斬った不死の侍が悪党を1000人斬る話…

まず、画力が凄い…

鉛筆ですかね?普通のペンとは別に薄いペンで陰影を描く

一枚絵の人斬りシーンは背景に華が描かれる美しくも残酷な絵に仕上がっている

藤本タツキ先生や芥見下々先生が影響を受けたのも納得の迫力

とんでもない漫画を読み始めてしまった気がしますね…

主人公は妹の旦那を斬ってしまい妹がおかしくなってしまった…
その妹も自分に恨みを持つ人間に殺される…
かなりキツイ境遇ですね

第一幕 征服

流派争いに巻き込まれた少女、凛

道主である父を殺され、母を蹂躙された恨みを晴らすために復讐の道を行く

不死身の用心棒を雇い復讐を開始する

争いの原因となった出来事が現代の価値観からするとちょっとくだらないな…とも思います笑

でもまあ、自分の流派の掟を守らない人間に流派は継げないですよね

名家の流派から破門されたことは侍達の間ではとても不名誉であり世間からも偏見の目を持たれる世界観

そもそも、二刀流がご法度っぽい感じですね

万次の依頼を受ける受けないの境界線が誰が善で誰が悪かを知ること

これは最初に100人斬りをした時の経験からですね
悪人だと思って斬った人達は不当な税に耐えかねて苦しんでいた人達だった

二度と同じことを繰り返さないためにも善悪を知る必要があるのですね

鯖人さん…マジでキ○ガイですよ

肩に好きな女の首から上を剥製にして付けるなんて…今まで観た頭おかしいキャラの中でも上位に食い込んでくるヤバさ

万次は再生能力というよりは単純に身体がくっ付くだけの不死身?

そして複数武器の達人だから最初の斬り合いは意外にも弱い

第二幕 天才

凛の父、浅野の知人で絵師をしている先生の元へやってきた2人

天津の噂も耳に届いているようだ…
葛飾以東の道場は壊滅、天津の剣の腕はとんでもない予感がする…

先生は己の都合の為に動いていて最後も己の都合の為に、絵師として目的を果たす為に刀を手に取った

万次も己の都合の為に戦い
敵も己の都合の為に凛と万次を襲う

人間誰しも自分の都合が1番ってことですね

そして1番の被害者は絵を依頼した長崎屋さん笑

凛も積極的に敵を殺してたのが侍の世界観だなあと思いましたね

そしてハゲはハゲを気にしているのか…笑
あんなハゲを気にするような世界でも無さそうなのに…

第三幕 執人

武器の整備を頼んだ先に浅野家の宝刀を発見する

逸刀流の剣士の物でそれを取り返したいと思うが天津を殺すことを優先するため諦める

しかし建前上は諦めても諦めきれず涙を流して眠る

凛の為に刀を賭けて戦いを挑む万次

万次は武器を多く整備に出してしまっている為、二刀流でしか戦えません

しかも相手は仕込み刀などを使って翻弄してくる

逸刀流の剣士は普通の侍とは少し違った戦い方をするんですね

さらには地形を利用して戦うなど万次が不死でなければ確実に死んでいたであろう戦い

万次も不死であるが故に油断しすぎな気もしますね

実際鈍っているとの発言も最初にありましたし全盛期はもっと強かったのでは?

凶もなんやかんやで悲しい過去が…
万次と似たような境遇でライバル関係になりそうな予感

まだ再戦も残っていますし楽しみです

時が過ぎたら辛い過去や憎しみも忘れてしまう

だから親の形見を取り返してあげたんですね

第2巻

第四幕 蟲の唄・火途

旅の休憩で茶屋に寄ったところ逸刀流の剣士・閑馬が話しかけてきた!?

閑馬が逸刀流の目的を教えてくれましたが簡単に言うと自分に合った自由な型を使いましょう!って感じですよね?

そんなに悪いことだとは思わないがあの時代は違うのだろう…

閑馬も卍と同じ性根から人を殺すのが好きな人間

卍、そんな奴だったのか…てっきりイヤイヤやってたのかと思った…

閑馬も不死の肉体を持つ人間!!!??

しかもその不死を殺す術を知っているのか…?

卍は閑馬にやられた傷が塞がらない…

かなりピンチだ…

第五幕 蟲の唄・血途

不死の肉体を創造する蟲を蝕む毒
到底普通の解毒薬は効かないが気休めで毒消しを渡す凛

解毒薬は存在しないが意外に効いている…?

閑馬は多分200年くらいは老婆に会ってないのによく模様とか覚えていたな…

老婆に変装していた婆さんは殺されてしまったっぽい…残酷だ…赤ん坊の方も殺されてしまったのかな…
どちらにしろ育てる人がいなければ死にますけど…

虫として生まれ虫のように死ぬ様を何回も見てきた閑馬は不死の肉体を持ち虫の域を超えた自分達こそが上に立つに相応しいという考えなんでしょうかね

第六幕 蟲の唄・刀途

閑馬の「必要なのは最初から儂と同じ人間だけ」という台詞から別れの辛さが物語ますね

出会った人たちを本当に愛していたのでしょう
故に別れが辛く、それを味わいたくないから不死の人間を求めていた

蟲を移す方法も何回も試したのでしょうね

赤ん坊は生きていたらしい

流石に情はあったのかな

にしても婆さん斬られたところ結構距離ありそうで笑いましたね

2人の戦いはどれだけ痛みを味わわせるかの戦い

心臓を刺される苦しみ…想像もつかないな…

攻撃を喰らったら”死”

卍も久々に人間らしい戦いをしたのでしょう

200年生きてきて一度も人の上に立てないなら最後まで人の上に立てない!!

ロジハラやめろ!!
あまりにもその言葉は閑馬に刺さるだろ!!
言っていいことと悪いことがあるって…

卍の攻撃は最初の一太刀で毒の筒ごと斬ったので鋒に毒が付着したから最後殺せたのでしょうね

あの赤ん坊は旅に連れてくのでしょうか…

第七幕 夢弾 <其の一>

天津が言っていた少女が乙橘で冒頭の遊女ですね

祖父が怒ったのは乙橘の母と何か関係があるのでしょうか

母は遊女に見えましたが剣の技術があるということは父は剣士だったとか?
もしかして天津の祖父と遊女の間に出来た隠し子とかですかね?

卍の口ぶりから街中で客引きをするのはよっぽど追い詰められている身売りだけなんですね

それにしても路地裏でおっ始めようとするとは…

ホテルという概念とかはなさそうですね…

乙橘は簪をあげたということは母を忘れる為=剣士として生きる決意ですかね

第八幕 夢弾<其の二>

乙橘は母の教え通り遊女として生きようとしたが最初の客が天津で剣の腕が確かなことを覚えられていた

だから遊女としてではなく剣士として買った

遊郭には借金があったがそれを天津が肩代わりした的な感じですかね?

しかし乙橘は真っ当に生きようと芸妓で金を返そうとするも天津からは真の愛を貰えないと悟った…

天津を倒すことのできる唯一の剣士
どれほどの実力なのか…

天津は目的のためなら平気で嘘をつけるサイコパスなキャラですね

遊女は髪が長いことが大前提っぽい
長髪はいわゆる女らしさの象徴ですね

乙橘は人並みの幸せを手に入れることが最大の望みだが卍がそれを叶えさせることができれば味方に引き入れられるんだがな…

おすすめの記事