【ネタバレ注意】『チ。-地球の運動について-』第3集初読感想

『チ。-地球の運動について-』第3巻のネタバレ感想です

第13話

箱の中にあった地動説の主張についてまだ何か足りないものがあると見抜くバデーニ

「この仕事を引き継げるのは慎重な知性と時に大胆な度胸を持ち合わせた…まさに完璧な英傑だけだろう…」

「そ、そんな人…どこにも…」

いる。私だ

オクジーも唖然としてます
私も普通に笑いました

自分で言うのかよ!

それとも利益の分け前の件についても強欲だなぁと思いましたね

問答無用で手紙を燃やしてたりすることから何となく死後の世界とか信じて無さそうですね

幽霊とかも非科学的とか言いそう

ラファウとかは地獄の入り口に立ったと自覚しているように思えましたが今回のバデーニはまさかの天界の入り口に立っていると主張

自分が絶対に間違ってない事をしてる自信の現れのように思えます

バデーニの問題を解いてる少女は表紙の子ですね

都会に住んでると言うことは結構いい家の人かな?

第14話

少女の名はヨレンタ

唯一の女性学者であるが女である事から周りの男性学者に煙たがられ1人研究会に参加させてもらえない

しかし諦められないヨレンタは井戸の底から研究会の部屋の真下に穴を掘り盗聴している

女が目立ったら何が起こるかわからない
しかし神と真理の為なら退きたくない

フベルトさんと印象が被りますね…

コルベは最初からなんか軽薄そうな男だなぁ…と思ったのですがやはりゴミみたいな男だった…!!

第15話

コルベはクズ男…というにはあの世界の理解が足りてなかったですね

本当に女性の名で論文を発表するのはリスクが高すぎる

コルベもヨレンタの才能を活かすにはどうすればいいかを考えたんでしょうね
それが自分のためであろうと…

ピャスト様に対してヨレンタが自分で書いたと言っていたのならどうなっていたんでしょう…

というか表紙の爺さんがピャスト様か!?

であれば多分、ヨレンタの才能を認めてヨレンタ名義で読んでくれたと予想

ヨレンタはフベルトほど勇気や覚悟が無かったですね

そして掲示板の問題と出会う

答えを知りたい。その想いでかってに身体が動くのは”研究者”って感じがします

そ、そして出会ってしまった…!!

バデーニは驚きの顔をしてますね

第16話

バデーニがヨレンタに声をかけた時の敬語、笑っちゃいますね

お前そんな謙虚な態度取れるのかよ笑

バデーニの修道院は凄いらしい

それにバデーニはヨレンタの言葉を一言一句聞き逃していないからこそ、彼女が回答者だと見抜いたんですね

ち、地球儀回るのかよ!!

あの地球儀、自転すること前提に作られてませんか?

正しい方向に導くのではなく真理を目指す

研究者の言葉ですね

そしてヨレンタが研究者だからこそバデーニは信用した

第17話

ピャスト伯は優秀な研究者であれば性別は気にしないようですね

しかしそれは生い先短いから…?

そして聖書は真理、しかし今の我々に正しい読み方ができているかはわからない

この人はその時代にあった価値観を持ちそうですね
時代の流れが変われば柔軟に対応していく人

ヨレンタはバデーニ達の元にやってきてピャストを仲間に引き入れようと提案

しかしバデーニはそれに大反対

何故ならピャストは完璧な天道説の証明に人生を捧げているから

いわばC教の教えを思いっきり盛り上げている人ですね

天道説は地動説とは真逆の信仰

しかしピャストは天道説が主流だからソレを証明しようとしてるだけで地動説が主流になったら今度はそっちの証明に人生を捧げそうですね

何故なら時代に柔軟に対応する人だから

第18話

ヨレンタもピャストは天道説よりも真理を重んじていると言う

バデーニもヨレンタの提案にのる

もし捕まってもヨレンタに罪をなすりつける気でいる

バデーニ、”漆黒の意思”目覚めてない?

ピャストは血反吐を吐いている…
死気が本当に近いんだな…

それ故に地動説はピャストの今までの人生を間違いだと証明するもの

ピャストの過去編

そもそも一族の中で天文を学ぶのは大反対されていた

一族の恥とまで言われたが同じ一族に天文を研究している教授と呼ばれる人物がいた

彼は宇宙の真理を完成させる為なら優秀な部下に家を簡単に買い与える

教授が若かりしピャストにかけた言葉

「思う存分天文をやれ。そして、君を否定した節穴共にわからせてやれ」

君が夜空を眺めれば、歴史が変わると。

君こそが、一族の誇りであると。

この言葉が現在までピャストを突き動かしてきた原体験っぽいですね

自分が人生を賭けた天道説を否定してしまったら、それに今は死気が近い。

自分が証明出来なかったら歴史を変えられない

そんな焦りがあるんではないですかね…

第19話

教授から受け継いだの天道説の原型ですかね?

ピャストは天道説を疑っていた

死が近い教授が完成しない事を悔しがり、またその仮説が前提から間違いだった場合の後悔を積み重ね涙を流しながらあの世へ行った教授を見てしまった

そして教授に天道説は間違いではないと証明しなくてはいけない

だから天道説の証明に人生を捧げているんですね

簡単には手放せない
フベルトとラファウの関係みたいです

第20話

ピャストの人生を狂わせたのは視力が悪くなる前に一度だけ見た満ちた金星

それをオクジーに観測してほしい

観測出来れば天道説は否定でき、出来なければ地動説が否定できる

そして観測できる可能性があるのは今夜

オクジーは満ちた金星が見たい
それは真理を知りたい、歴史が変わる瞬間を見たいと同意義である

そして観測しオクジーは満ちた金星を見てしまった

ついにオクジーが地動説に魅せられた瞬間が来たな!!という感じです

何かを知る行為を経験してしまったら抜け出せなくなるんでしょうね
その末路が研究者

第21話

満ちた金星を認めたくないピャスト伯

積み上げられた研究は、こんな一瞬で否定していい物ではない

これに対するバデーニの答え

積み重ねた研究を一瞬で否定する力が”真理”である

悔しさを募らせ号泣しながら資料室の鍵を渡すピャスト

本当に悔しいんですね…

そしてその資料室の資料はバデーニも驚くほどのもの

ピャストはノートに地動説の図を描きながら死んでいきましたね…

「や…やっと」という台詞から地動説の正確さを認めたんですね

たぶんあの世でもこの世の真理について研究するんでしょう

そして文字が読めることは奇跡

時間と場所を超越できる

たしかに…!!それを今、正しく実感しています…!!

第3巻は研究者の苦悩や誇りを見せつけられた一冊でした。

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