
週刊少年ジャンプで連載していた川田先生の『火ノ丸相撲』第1巻のネタバレ感想です
<h2>第1話 潮 火ノ丸</h2>
相撲が無差別級ということを初めて知りました…
廻しで登校してくる事で相撲好きをアピールする火ノ丸
そもそも、最寄駅の改札で止められなかったのか…!?
相撲部が人気ないのわかります
そして部長はいかにも気弱そうなデザイン
相撲場を占領している不良達にブチギレる火ノ丸
神聖な競技ですからブチギレるのもわかります
ヤンキーのボス ユーマもヤンキー共相手に連戦連勝している実力者
あらゆる手を使って相撲部に嫌がらせをしてきます
部長は火ノ丸を守るためにユーマに頭を下げにいきますが10分間無抵抗で殴られ続けたら許してやるという超不利なルールを出されます
しかもこれが名物と呼ばれていることから常習的に行われているらしい…
治安悪すぎる…
そこに火ノ丸が来て自分が代わりにやると宣言
無抵抗で10分どころか15分ボコられても倒れない動じない
「相撲っていうのはなぁ足の裏以外が地面についたら負けなんじゃ」
「倒れないために積んできた稽古じゃ チンピラのなまくらパンチでワシを倒せる訳なかろうが」
相撲…凄い…!!
確かに足の裏以外が地面についたら負けってとんでもない競技ですよね…
その後は「はっけよい」の合図でユーマを一撃でぶっ飛ばす
相撲にしか無い凄さをわかりやすく描いていて上手いなぁと思いました
<h2>第2話 鬼丸</h2>
ユーマを倒した事で学校中から恐れられる事になる火ノ丸…笑
ユーマを倒したからとすぐには練習ができるわけないですね
だって道場荒らされてたもん
一方、ユーマは火ノ丸の強さについて気になってきます
そのまま火ノ丸に連れてかれて他校で出稽古に向かいます
しかし火ノ丸の聴き間違えで別の高校に
しかもそこが県内トップクラスの相撲部の高校
そもそも相撲部がある高校って少ないのに
これ、めちゃくちゃ凄い確率だ…
そしてその高校ではヤンキーから相撲部は恐れられている
ここでまたユーマの相撲に対する見方が変わりましたね
なんやかんやあって一緒に稽古させてもらうことに
基本的?な四股踏みから開始
ユーマの「これ何の意味あるの?300回って多いの?というか俺鍛えてるし余裕っしょ!」
からの「もう足が上がんねぇよ…くそっ…」
相撲凄えええええ!!!ってなりましたね
あのヤンキー共をボコボコにしてまとめ上げていたユーマさんが凄いちっぽけな存在に…
そこからの火ノ丸は超余裕そうに綺麗な四股踏みを続け周りからも何者だ!?となります
そして火ノ丸が小学生の頃、鬼の如き強さで”鬼丸”と呼ばれ恐れられていたことが判明
火ノ丸の上げ方が上手い…!!
<h2>第3話 </h2>
強豪、石高の主将金盛と相撲をとることになった火ノ丸
ヤンキー王のユーマから見ても金盛の身体付きはヤバいらしい…
ユーマを一撃でぶっ飛ばした火ノ丸の突進を軽々と受け止める金盛
しかし火ノ丸も負けず劣らずのパワーを発揮して追い込みます
見開き堂々と使い投げます!!
小さい身長を抱えながらもそれを帳消しにする努力をしてきた火ノ丸の「相撲の神様?んなもんワシがぶん投げてやるわ!」がかっこよすぎます…!!
それに相撲、専門用語とかは分からないが倒れたら負けのシンプルなルールなのでわかりやすい!!
<h2>第4話 大太刀高校相撲部</h2>
しかし金盛主将が最強では無かった…
沙田美月、火ノ丸と同学年のライバルですね
ダチ高最強のユーマはダチ高を一歩出た途端にちっぽけな存在に自分が思えた
そんな自分の弱さを、ダサさを見つめ直し、道場を1日で綺麗に片付けて部長に謝罪して相撲部に入部させて貰います
ちゃんと謝罪できるとこが良いですね
しかし償いはまだまだ足りないと思っているので相撲部員としてどれだけ活躍してくれるか楽しみです
<h2>第5話 国宝</h2>
初の大会!!
盛んな地区といってもあんなに相撲部いるんですね
相撲漫画だから当たり前ですけど笑
沙田は国宝と呼ばれる有望選手
国宝って称号めちゃくちゃカッコいいですね…!
かつて国宝と呼ばれても落ちていった選手もいたというのが凄いシビアな感じがしますね
リアリティがある
そんな中、火ノ丸はそのかつて消えた国宝の一人だったことが判明
鬼丸とまで呼ばれてたので納得です
<h2>第6話 国宝のチームメイト</h2>
火ノ丸は圧倒的な強さを見せつけますが火ノ丸以外が弱い…!!
団体戦だから1人だけ強くても意味ないんですよね…
不遇の時代を乗り越えた火ノ丸だからこそ「手前が手前を小さく決めつけちゃあいけねぇよ!」は説得力あります
しかし素人のユーマは火ノ丸に期待されるのはプレッシャーにもなりそうです
相撲の勝ち方は技術的な面での事だろうけど何だろう…?
<h2>第7話 </h2>
相撲の勝ち方、普通に精神論でした笑
しかし積み上げて来たモノがあるからこそ足りないのは自信
精神論だけど筋が通ってます
天才の言葉がプレッシャーではなく自信になるのが凄い良かった
廻しを取るだけが相撲じゃねぇのか…!!
空手経験者なのでよくわかる
空手有段者の突き、そりゃあ速いに決まってる
火ノ丸1巻 わかりやすく相撲の凄さを第1話で示してくれてさらに火ノ丸や部長、ユーマのキャラも立てつつライバル登場と初の大会、同じ国宝対決で次巻に持ち越しとかなり構成が上手い印象です