
『進撃の巨人』最終回である139話の考察と予想をまとめていきます。138話までのネタバレが含まれるので注意してください。
138話の状況や判明した事など
ジャン、コニー、ガビや戦士達の家族達が大地の悪魔によって巨人化
アッカーマンは巨人化しない。
リヴァイはジークの脊髄液入りのワインを飲んでいた?
ミカサはifルート(並行世界)の記憶or映像が見れる。
巨人の力を持ったことによって王様と結婚させられたユミルはエレンを愛すミカサを見て満足げな表情をしている。
巨人の力が目的でない愛情を知りたかった?
ミカサの考察
ここでミカサについて面白い考察動画があります。
未だに謎なミカサ母から受け継がれた印を中心とした考察です。
同じアッカーマンでもミカサが並行世界の記憶を見れてリヴァイが見れないのは確実に東洋の血の影響です。
ミカサが138話で見ていた映像は1巻の前のループでしょうかね?
「いってらっしゃいエレン」
ミカサとエレンの口付けでエレンに記憶を流し込む
これが冒頭でエレンが言っていた”長い夢”
さらに138話でエレンが巨人の口の中にいると断言出来たのも一度未来で戦って知ったことを過去(現在)の自分に伝えたのではないでしょうか
それに印でループができるなら元々の所有していたヒィズルが他国と歴史的に結びつきが強いのもこのループで他国の弱みに付け込んで外交を強くしていったのではないでしょうか
このループが本当に起きているなら表紙の絵が本編の内容と絶妙にズレている事の説明も付きます
また、137話のアルミンの回想では3人が木に向かって走っている描写があります
これは木に出口となる印をつけようとしているのはではないでしょうか?
また印=傷と考えると記憶を流すのは道を通っている可能性もあります
大地の悪魔が複数いる可能性もあります
ユミルの場合は生き残る力を欲したため巨人の力が与えられたんでしょうがヒィズルの将軍家が別の大地の悪魔と接触し”やり直す力”を欲してループの力を手に入れた可能性があります
また動画にもあった刀のマークは単純に十字傷でも良さそうなのでエルディア復権派が体に刻んでいたマークも記憶を送る力を持っていたのかもしれません
だから復権派の戦力が拡大していったとか…
最終回はどうなるのか?
ユミルについての考察
冒頭でも書きましたが138話でミカサがエレンにキスしたのを見て満足そうな表情をしていたユミル
エルディアに捕虜として捕まり奴隷として働いていたユミル
男女の結婚式を羨ましそうに見ている描写があります
自分もいつかあんな風に…と思っていたのでしょう
ですがユミルは奴隷として自由の効かない身分
同じく自由のない家畜を逃したことによりその身を追われることに
しかし大地の悪魔と接触、生きたいという願望から無敵の巨人の力を手に入れます
その後は王様に巨人の力を求められ、無理矢理結婚、出産させられました
王様から偽りのない愛を貰うため、必死に尽くしますが王様が欲しいのは巨人の力
しかし王様に愛してもらうために娘達に自らの巨人の力を譲渡します(巨人化能力の継承)
死後も道で王様の願い通りに働き尽くします
始祖を含む九つの巨人は力の分配の限界数でしょう
ユミルはこんな自分を救ってくれる人を求めづけていた
そして未来の記憶を送ることのできる”進撃の巨人”の力が誕生した
本来ならヒィズルの将軍家のような過去を変える力を持っていたはずですが他の知性巨人達に大地の悪魔の力のリソースを分配してしまった為、未来の記憶を見せるという不完全な状態で発現してしまった
そして巨人に縛られない自由を求め続ける
同じく自由を求めるエレン・イェーガーにその想いが強く発現しエレンはユミルの操り人形となっていた
つまりエレンはユミルを解放する為に動かされていた
そしてそのエレンを解放する為にミカサが動いていた
ミカサはエレンとの口付けをしてユミルの民の道にいる始祖ユミルをループさせます
そうする事でユミルと大地の悪魔の接触が避けられる
もしくはエレン達の世代に届く前に巨人の力が失われる
それかユミルは巨人の力も手に入れエレン達にも巨人の力が継承されるがユミルの民は巨人化能力は失われる
ジャンやコニー達も巨人化が解除される
エレンやアルミン達も巨人の力を失い継承後13年しか生きられない呪いも消える
またユミルは巨人の力を持ってしまった故に本物の愛を知らなかった
エレンが自分と同じ力を持つが巨人の力関係なしに愛してくれるミカサという存在を見て希望を持ったのではないでしょうか
そうしてユミルの本当の呪いは解け、エレンは自由を手に入れる事ができる
お前は自由だ
ヒストリアが地鳴らしの最中、出産している事がわかっています
これが誰の子かは分かりませんがユミルの呪いを継がずに生まれた最初の子供になると思います
情熱大陸に作者の諫山創が出演した時のラストのコマのイメージ図
あれはその子供にかけた言葉の可能性があります
もしくはユミルの呪いが解け、エレンが進撃の巨人の力で自分の父、グリシャにミカサの時間改変でエルディア人が救われた今の現状を見せた事でユミルからかけられた自由への呪いが解けて真の自由を手にしたことを伝えるシーンなのかと思います
エレン
今の世界線のエレンは自分がユミルに囚われている事を理解しているのでしょうね
だからユミルが何を求めているか分かり始祖の力の権限をもぎ取った
しかし進撃の力で未来を見てその通りに動いている様は自由だとは言えません
エレンが自由になるにはユミルの無念を晴らすこと
ユミルに死を受け入れさせる事などが必要ではないんでしょうかね
エレンから道を通りユミルをループして巨人化のない世界になりエレンは自由の身になるのが一番いい終わり方ですかね
まとめ
エレン曰く、憎しみによる報復の連鎖を完全に終結させる唯一の方法は憎しみの歴史を文明ごとこの世から葬り去ること
憎しみの歴史、そしてその文明はエルディアと巨人化能力のことだと思います
それらを歴史から消し去るにはミカサの力で過去を改変するしかありません
ただ、歴史改変で死んだ人たちが生き返るかは怪しいですね
あとはほぼあり得ないと思いますがエルディアとアッカーマンのハーフであるリヴァイが巨人にならなかった事からアッカーマンの血が混じってれば巨人化を防げるのでエルディア人をアッカーマンとの混血にすれば…
あと、大地の悪魔はエレンに寄生しようとしている事から寄生先が無いと地上では生きていけないのでは?
なのでほっとけば死ぬと思います
うーん…これ上手くまとめられるのか…?