
週刊少年ジャンプ連載中の田畠裕基先生の『ブラッククローバー』8巻の感想です。
第63話 命を懸けたゲーム
魔法騎士団団員50人を蹂躙して海底神殿に侵入してきた三魔眼の一人。
ヤミ団長以上の魔力で神官最強の魔導士とマグナ・ラックを瞬殺してしまった…
絶望感が凄い。
ゲームフィールドは空間魔法で覆われていてヤミ団長は入れない…
黒の暴牛メンバー全員がここで限界を超えなければいけない。
その言葉を聞いて立ち上がるマグナ・ラック
アスタの影響で黒の暴牛メンバーみんなが諦めないという魔法を身につけている所がイイですね。
しかし空間魔法はアスタの反魔法で解くことが出来ると思いますが多分向こうもそれをさせてくれないでしょうから今中にいる奴らで倒せとヤミ団長は言ったのかな?
第64話 愚直な火球と奔放な稲光
マグナとラックの出会い。
マグナはラックのことを相性が悪いと思っていた。
どんどん成長していくラックに追いつきたい。
ラックはマグナのことを一番最初の友達と思っていた。
アスタに先輩面するために諦めず全魔力を込めた二人の合体魔法!!
合体魔法は初めて出てきたんですかね?
この魔法、お互いがお互いを認め合わなければできないモノだなと思います。
正直絶対に勝てない相手ですけどプライドを懸けて戦う男はカッコいいですよね。
合体魔法も効かない敵さんが強すぎる…
ヤミ団長が来てくれないと…
アスタが駆けつけますがあのスピードに対応できるのか心配ですね。
反魔法も肉弾戦メインの敵にはあまり効果が見込めないですし。
第65話 諦めの悪い男
マグナ・ラックの勇姿を見届けたヤミ団長の心境を想像すると辛いですね。
大切な仲間を助けに行けない辛さ。
アスタ、ガッツリ近距離戦で敵と戦うのは初めてではないですかね?
手数で優っても圧倒的な一撃で吹っ飛ばされてしまいますね。
アスタの弱点
遠距離攻撃、特に魔法でない物体に弱い
他の魔導士達の戦いを見るに遠距離攻撃がメインですから魔力の無いアスタは遠距離が出来ないし二つ以上の攻撃は防げません。
近距離メインの戦闘が長所であり短所になってしまっていますね。
強化魔法などでアスタ以上の身体能力を発揮する者に弱い
多分強い人達はアスタ並みに鍛えてますからそれに魔法を上乗せされたら勝てないですよね。
身近な例だとヤミ団長とか。
最後は諦めが悪いこと
でもこれ諦めたら死にますからね。そこで終わりますからこれだけは貫かなければ。
戦略的撤退なども重要ですが…
ノエルちゃん&カホノが助けに来ましたがここでノエルちゃんが限界を超えて攻撃魔法を覚えるんでしょうか!?楽しみです。
第66話 本当の姿
ゴーシュがやられそう…と思ったらグレイとのコンビネーションで敵を罠に嵌めて倒しました。
アスタとの一件から仲間と協力するようになったのかな?
アスタとの出会いで良い方向に成長してくれて嬉しいですね。
チャーミーめちゃくちゃ強い。
でもまだ本気ではなさそうです。
グレイの本当の姿めちゃくちゃ可愛い…
これはズルい…!!
第67話 絆
アスタが諦めず立ち向かいますが簡単に吹っ飛ばされます。
カホノとキアトの歌と踊りの合体魔法で立ち向かいます。
歴史共に編み出された歌と踊りの魔法、それはアイドルとダンサーという二人の夢にも直結していて大切なモノですがそれを簡単に奪うヴェット。
魔法も夢も奪われてまさに絶望を味わいますがそれでも諦めないカホノの勇気が素晴らしい。
攻撃魔法が使えず自分は無力だと分かっているのに敵に「その手を…放しなさい…………!!」と言葉を振り絞るノエルちゃんも立派な魔法騎士団団員だなと思いました。
目の前で仲間がやられ友達のカホノの夢も奪われている。
それでも必死に自分を励ましてくれているカホノ。
遂にノエルが覚醒しました。
王族の血を引くノエルちゃんは並みの魔力ではないですからね。
このノエルちゃん覚醒の流れ普通に泣きそうになりました。
第68話 覚醒
冒頭、フエゴレオン団長の言葉が出てきて嬉しかったですね。
恥ずべきは弱い者ではない…弱いままの者だ!!
ここで成長したノエルちゃんは少しは自分に自信を持てるようになると思いますね。
ヴェットの台詞から魔に愛された一族を虐殺したのはクローバー王国の王族か?
海の神を祀る場所で海神の化身を思わせる強力な魔法を発動しヴェットの右腕を抉り取りました。
これユノの精霊魔法より強力なのでは…!?
ヤミ団長も嬉しそうな表情を見せてるのが良いですね。
ヴェットさん、三魔眼だけあって三つ目の眼を開眼した…!!
読めない謎の言語で魔法を発動。
ヤミ団長も思わずノエルに逃げろと指示をするほどの禍々しい力。
しかし魔法であるならアスタの反魔法で無力化可能!!
ノエルちゃんを守ってくれました。漢です!!
第69話 唯一の武器
魔族…!?
てことはアスタの剣は魔族の武器ってことなのか…?
魔に愛された一族の真の姿は悪魔にでもなれるんですかね?
アスタの魔導書には悪魔が住まうなんて言われてましたが魔神が使っていた魔導書だったり…?
アスタに褒められるノエルちゃん。
こんなピンチなのに全く負ける気配を感じさせないアスタに安心したんでしょうか?
ノエルちゃんの表情が少し泣きそうに見えます。
諦めないのがオレの唯一の武器だ!!
これの良いところは周りの人間が助けてくれるんですよね。
多分私がアスタを応援したくなるのと同じ感情をアスタの周りのキャラ達も思うんでしょう。
フィンラルさん攻撃魔法が無くても相手の強力な攻撃を跳ね返すことが出来るのでかなり強いですね。
サポート&防御攻撃ができる空間魔法
空間魔法と連携してアスタの動きをサポートする糸魔法
魔法を無効化する反魔法の剣
いい連携です。
そして外の穴が空いたのならヤミ団長も…?
第70話 絶望vs希望
バネッサさんの厄介さは敵も認める。
バネッサさんの糸魔法があれば今まで飛び込んで斬るしか出来なかったアスタが360度どこからでも空を舞い空間魔法で攻撃してきますからね。
そしてバネッサさんとフィンラルの連携も凄い。
流石先輩です。
敵もバネッサの糸のスピードに追いつきますがバネッサはそれを更に上回る。
地味に凄すぎる…!
フィンラルもバネッサの糸の軌道を読みつつも相手の不意をつく出口を作ってアスタを移動させてます。
とにかく真っ直ぐなアスタなら期待を裏切らない、絶対にやってくれると信じられる。
そんなアスタに期待されたら応えるしかない。
第71話 運命を斬り拓く
剣を奪われても諦めない。腕を折られても諦めない。
何が起きても諦めないからアスタのことを信じられるんですよね。
アスタが何で諦めないかってあの世界では魔力が無い以上の絶望ってないからだと思います。
そしてユノに負けられない。魔法帝になってみんなを護る為に絶望は邪魔だ。
敵の身体に刺さった宿魔の剣、
この剣は魔力を吸い上げるから敵の弱体化に繋がる。
敵を前に誰一人諦めずにここまで繋げてきた。
最後は断魔の剣で絶望という悪魔を断ち斬ります。
めちゃくちゃ熱い。しかも8巻の最後の話がこれなので読後感も良い。
それにアスタ一人では勝てなかった。仲間が諦めずに繋げてくれたからの勝利ですから。
改めて諦めないという魔法の強さが描かれた一巻でした。