広告でよく見る『ミステリと言う勿れ』感想や評判まとめ!!

個人的にドラマ化して欲しい漫画No. 1!!

マンガ大賞2019で第2位を獲得した田村由美先生の『ミステリと言う勿れ』を紹介していきます。

『BASARA』や『7SEEDS』を代表作に持つSFファンタジーを得意とする田村由美先生が初のミステリーに挑戦したマンガです。

『ミステリと言う勿れ』を初めて読んだ時は驚きました。

だってこの漫画…ひたすら主人公が喋るだけなんです!

どんな漫画?

この漫画のジャンルはミステリに分類されます。ですがタイトルは『ミステリと言う勿れ』。

ミステリじゃないの?と疑問になります。

第一話では主人公の久能整(くのう ととのう)殺人事件の容疑者として警察に連行されます。
取調室で警察に話を聞かれ、自分の置かれている状況を冷静に分析していきます。

地獄耳の久能は刑事さん達の世間話や雑談を盗み聴きし取り調べの時に刑事さん達の悩みに自分の見解を述べていきます。

そして刑事さん達の証言を照らし合わせて行って事件の犯人を暴きます。

こう書くとミステリモノですね。ですが7割くらい久能が世間話をしてるだけです。

本当にミステリと言っていいのだろうか?
そんなふうに思える作品です。

主人公・久能整

この作品の1番の見どころは主人公の久能整(くのう ととのう)です!

一番セリフ量が多いので彼に魅力がなければこの漫画を読み進められないので当然ですが。

彼は友達も彼女も居ないアフロ頭の大学生です。
常に一人で行動していて物事を常に冷静に観ています。

そしてミステリ作品の主人公の宿命ですね。
よく事件に巻き込まれます。

事件に巻き込まれても冷静に対処して自分を犯人と疑ってくる警官や事件を起こしたテロリスト、事件の容疑者達と会話劇を繰り広げます。

この会話劇に事件のヒントが散りばめられています。
ただそれだけじゃなくて会話劇は久能が話す雑学を中心に展開していきます。

久能整の雑学

娘との関係がうまくいかない刑事さんに対して

『生き物の多くは父親と子供が一緒に暮らさない。
そしたら子供が大人になって父親と知らずに会ったりする。そこで生まれる子供は遺伝子的に弱いわけです。
だから遺伝子レベルで警戒警報を出してる。
娘さんの中で”この人は相手にしちゃダメだよ”ってその作用なんですよ。
育て方を間違ったとおっしゃった。
でも逆です。正しく育ってる。』

生物的な父親と娘の雑学です。

飼い猫の死に目に会えなかった刑事さんに対して

『目を離した一瞬に亡くなった?猫なら当たり前ですよ。
猫はあなたに死ぬところを見せたくなかったんです。
猫だから見られたくないってのもあるけど、猫は刑事さんのことが大好きだから見せたくなかったんです。
猫に限りませんけどね。うちの母方の祖母も入院中そばに誰かいつもいたのに。
一瞬誰もいなくなったのを見はからったように亡くなりました。』

実際に猫は死ぬ前に飼い主の元からいなくなるような行動をすることもあるそうです。

久能はこんなふうに色んな雑学を話しながら事件の真相を暴いていきます。

ネットの評判

田村由美さんが大好きで、BASARAはリアルタイムで読んでました。
この作品もめちゃくちゃ面白い。
いつもSFっぽいのに、今回の作品はガラリと雰囲気が変わってありふれた日常の中に起こる、もしかしたら本当にあるかも?と思えるくらいの日常。そしてちょっとしたミステリー。
なのにこれだけ面白いって、作者さんはどれだけ幅のある人なんだろう。
整くんのセリフはかゆいところに手が届く内容で、読んでいてスッキリする女性はたくさんいると思います。
ただ、残念なことに、この作品は恐らく女性の読者さんが多いこと。
更に言うと、現実は、男性に対して同じ事を話しても、ただの文句、ヒステリーとしか取られないこと。(実体験済)
そこは、漫画、なかなかうまくいきません。
やっぱり、整くんみたいに
男性が感情を入れず淡々と事実を述べるのが一番いいんだろうな。
読んでいてこちらがイライラする場面で、冷静な整くんに、キュンとします。
ただのコミュ障なのか、懐が広いのかわからないけど(笑)。
それでも、
1人でも多くの人に作者さんのメッセージが届くといいなと思いました。

読み進めていって、タイトルの意味がわかった気がしました。
このお話は、ミステリーであってミステリーではないのですね。
作者が本当に作品から世の中に発信したいことは別にある。
ミステリーはその媒介。
だからこそ、このタイトルになっているのですね。
整くんが常々感じている一言一言、女として私も常々感じてきました。これを読んで、考えを肯定してもらえた気がしてとても嬉しく感じましたし、世の男性にも読んでもらえたらと思いました。
媒介であるミステリーも、単独で十分面白いのですが、整くんの「刺さる一言(どころではない)」が加わっていることで、他にない唯一無二な空気感が出ています。
一つ気になったのは、掲載雑誌の関係もあるのか、その「刺さる言葉」が男性へのお説教じみた話に偏りがちで、ミステリーの構成に割って入る異物感が目立った箇所が所々あったことです。
でもこれは完全に私の感覚のものかと思いますし、楽しむのに気にならないレベルです。
多くの人にとって楽しめる、ハッとさせられる、肯定してもらえる作品だと思います。

昔風のイラストが受け付けないって感想も多々見ますが、実際見てみるととても綺麗なイラストで私は好きです。整くんの顔がちょこちょこネタにされますがカッコいいと思いますし、天パも可愛いです(笑)
話は言わずもがな謎解き系のストーリーは好きなら面白いです。これ原作者さん居ないですよね?作者さんが考えられてるなら凄いと思うレベルです。
・最初の事件で、犯人が整くんの首元掴んだ時に見えた際の首からの火傷痕?
・人前に行く時には必ずマフラーをしている
・よそのお風呂がダメ(入るなら絶対1人)、銭湯はもっとダメ(火傷痕が見られるから?)
・育ての親がいる発言
から整くんも昔は虐待されてたのかなと思ってます。広島が因縁の場所なのか。
とりあえず完結まで読みたい作品です。

ちなみに私は少女漫画が苦手だったのですがスラスラと読めたのでとてもオススメです!

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