鬼滅の刃最新話ネタバレ 第201話鬼の王

鬼の始祖、その死の間際

無惨の語り。

私にはいつも死の影がぴたりと貼りついていた。

私の心臓は母親の腹の中で何度も止まり、生まれた時には死産だと言われ、脈もなく呼吸もしていなかった。

荼毘(火葬)に付されようという際に
踠いて、踠いて私は産声を上げた。

私は私が強く念じたことを必ず叶えてきた。実行してきた。
しかし一個体にできることは限界があった。

産屋敷
お前の言ったことは正しかったと認めざるを得ない。

生き物は例外なく死ぬ。
想いこそが永遠であり、不滅。
確かにそうだった。

殺した人間など誰一人覚えていない。
肉体は死ねば終わり。

だがどうだ。想いは受け継がれ決して滅ばず、この私すらも打ち負かしたのだ。

私はその事実を目の当たりにし
感動して震えた。
私の肉体は間もなく滅びるだろう
陽の光によって。

だが

私の想いもまた不滅なのだ、永遠なのだ。
私はこの子供に想いの全てを託すことにする。
呼吸も心臓も停止しているが細胞の全ては死滅しておらず生きている。

まだ間に合う。

私の血も力も全て注ぎ込もう。
もしも即死を免れ生きることができたなら

竈門炭治郎
お前は陽の光をも克服し最強の鬼の王となるだろう。

なぜならお前は竈門禰豆子と血を分けた兄であり
あの化け物と同じ呼吸を使うことができた唯一の者。

お前は死なない。私は信じる。
私の夢を叶えてくれ炭治郎、お前が

お前が滅せ。私の代わりに鬼狩りを。

炭治郎が目を開け左腕を再生して隠のメンバーを吹っ飛ばす。

爪は鋭利になり牙もできている。

しかし陽の光には弱くダメージを受けている様子。

「動ける者ーーーっ‼︎
武器を取って集まれーーーっ‼︎」

水柱が叫ぶ。

「炭治郎が鬼にされた!太陽の下に固定して焼き殺す!人を殺す前に炭治郎を殺せ‼︎」

水柱が日影に行かせまいと抑え込む。

しかし陽光灼けが止まり攻撃してくる。

伊之助が斬りかかり語りかける。

「半々羽織りだぞ、仲間だぞ‼︎」

善逸が涙目になる。

「嘘だろ…炭治郎
もうみんな戦えないよ、ボロボロで
こんなのあんまりだ。禰豆子ちゃんはどうするんだよ炭治郎」

『俺たち仲間だからさ、兄弟みたいなものだからさ、誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めような。
どんなに苦しくても、つらくても、正しい道を歩こう。』

炭治郎を斬ると決心する伊之助だが、
炭治郎の言葉を思い出し躊躇する。

「斬れねえ、だめだ炭治郎できねえ」

巻末コメント
ラス1の焼き芋を作者に譲ってくださった優しい方に幸あれとお祈りいたす。

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